薬剤師求人では経験有無で応募の可否が決まる



薬剤師の場合は「調剤薬局」「ドラッグストア」「製薬会社」などで<未経験可能>の求人がでています。

けれども実務経験がない薬剤師が採用されない職種もはっきりしています。特に企業求人の場合は明確に区分されています。

ここでは、薬剤師求人では経験有無で応募の可否が決まることを説明します。

まずは未経験者でも採用されやすい仕事です。代表的な職種としては治験の仕事でしょう。CRC(治験コーディネーター)やCRA(臨床開発モニター)の職業の場合は、薬剤師実務経験が3年以上あれば応募可能になっているケースが多いです。

次に未経験者が採用されにくい職種です。こちらは「薬事業務」や「安全情報管理」の仕事が典型的でしょう。こういったタイプの求人が出ている場合の応募資格は、同じ職種経験がある薬剤師に限定されるケースが多いです。

――どうして、こういった違いができてくるのでしょうか?
その答えは「業務の性質が全く異なるから」です。「薬事業務」や「安全情報管理業務」は髙い専門知識が必要ですから未経験者は採用されにくいです。

薬事業務をこなすには薬事法(薬の取り扱いを定めた法律)の知識がなければできません。安全情報管理業務をこなすには、語学力に長けてないと太刀打ちできません。専門用語を英語で扱う機会が多いです。これまで「医薬翻訳」や「国際共同治験」など薬剤師でも英語を扱う業務経験が必要とされています。

では次に比較的未経験者でも受け入れが可能な<治験の仕事>について説明します。治験業務をこなすにはある程度の人数がどうしても必要になります。CRCは治験全体を進行する役割がありますし、CRAは治験が正しく行われているかを観察します。

大勢の人員が、ひとつのチームで治験をすすめていくので意欲的に人材を受け入れるのです。治験の仕事の特徴として入社した後の教育を充実させているところが多くあります。だから治験に必要な知識を基礎から学べるので未経験者でも応募できるわけです。

以上のように、薬剤師の求人では経験有無で応募の可否が決まることもあります。未経験で応募する場合は「経験というハンデ」をどのように克服して自己PRできるのかがポイントになります。

薬剤師になるために必要なこと

薬剤師として仕事をしていく場合、どんなスキルが必要だと思いますか。 いくつか考えてみましょう。

ひとつめは、コミュニケーションがとれるということ。 調剤の際にも、患者さんの話をしっかり聞いて処方をすることは 大切です。

ただ処方箋のままに薬を渡すだけ、というのは薬剤師の意味を 果たしていないと思います。その患者さんの命を預かっていると 思って、コミュニケーションを大事にできなくてはなりません。

2つめに、勉強する気持ちが絶えずあるということ。 薬剤師は6年間勉強をしなくてはなりません。6年は結構長いものです。 さらに、薬学部の勉強というのは複雑で難しいのです。

めでたく薬剤師として働き出した後でも、新薬は開発され続け、 医療の現場は日々進化していきます。 この流れについてこれる人でなくてはなりません。

3つめは、英語が使えること。 日本も海外の薬学についてしっかりと知識をつける必要があります。 日本の薬学だけではまだまだ不十分です。今は乗り遅れてしまって いるのですが、これからはしっかりと海外の薬学についても 知らなくてはならないのです。

そんな時にはやはり、英語が使えないと勉強をすることも できません。留学なんてことになったら大変です。 英語を見につけてどんな場所でも学べるほうが有利です。

最後にもうひとつ、電子化に対応できることです。 今の薬局では、パソコンにデータをいれて患者さんの情報を 管理しているところが多いです。

そのため、パソコンを扱って仕事をすることになりますので、 アナログ人間だとちょっと難しいかもしれません。

電子化は患者さんにとっても、待ち時間を減らすことができる というメリットがあるので、これからはほとんど電子化されていきます。 その流れについてこれる人が求められます。

薬剤師とはいえ、コミュニケーション力が必要などというと、 営業とは違うんだからと思うかもしれません。 しかし、患者さんの頼れる薬剤師であるためには、話しかけて もらいやすい人でなければならないのです。

そして、最新の医学や電子化などにも対応できる現代人でいる 必要もあり、想像以上に薬剤師に必要とされることは多いのです。 アルバイト薬剤師としてまず働き始めたいという方は、以下のサイトが参考になりますので、 見てみてください。

薬剤師には向いていない人とは

人気がある資格の薬剤師ですが、薬剤師になるには向いていない 人とはどのような人なのでしょうか。

まずは、人に対しての思いやりがあまりない人です。 患者さんを思って薬を処方するものですし、薬についての悩み にも応えなくてはなりません。

患者さんの健康を維持するためにも、ダメなことはダメといえ なくてはなりませんし、下手にでてニコニコするというような 接し方とは少し違います。 思いやりがあってこそ、薬剤師はつとまるのです。

つづいて、女性同士の付き合いが苦手な人です。 薬剤師として働いている男女の割合は女性のほうが多いです。 そのため、女性だらけの職場に勤めなくてはならないこともあります。

昼ごはんはみんなでワイワイ食べる職場だったり、 お茶だし当番なんていう当番が発生するかもしれません。 その職場によってルールなどが定められている場合もあります。

そうなると、窮屈で働きにくいと感じてしまう人は大変だと 感じるかもしれませんね。求人を探す際に、職場については リサーチしておくといいですよ。

コンサルタントがついてくれる求人サイトであれば、 まずはそのコンサルタントに聞いてみましょう。

もうひとつ、細かな作業ができない人も向いていませんね。 調剤薬局で勤務する場合は、毎日何枚もの処方箋を受け取って、 薬を準備しますよね。

細かい作業ですから、少しの見間違いが患者さんの健康を損なう 可能性だってあります。そのため、どんな細かいことも正確に きっちりとこなせるという、元から几帳面な人のほうが向いています。

しかし、几帳面すぎても考えもの。 患者さんにしっかりと薬の説明をしなくてはならないから、 と辛そうな患者さんを目の前に時間をとりすぎてしまうのはダメですよね。

必要な事は説明しつつも、辛そうな患者さんを気遣って、なるべく 省いてすぐに帰らせてあげるというのも思いやりのひとつです。 ときには柔軟に対応することも大事ですね。

向いていないからといって諦めるのではなく、このあたりを 改める努力をしましょう。

薬剤師の役割と活躍の場

薬剤師は、患者様が安全に有効に薬を服用できるように薬剤師法に沿って薬を取り扱う専門家のことです。 近頃の薬剤師へは医師に<かかりつけ医>があるのと同じく薬剤師にも<かかりつけ薬剤師>としての期待があります。

ここでは、薬剤師の役割と活躍の場についてご紹介いたしましょう。
まず薬剤師が医療の中でどういった役割を担っているのかの3本柱があります。

1番目は調剤をする役割です。 医師から指示された処方箋に従って薬を調整することです。

2番目は服薬指導です。 患者様が調剤した薬を正しく安全に服用できるように利用方法をわかりやすく説明します。

3番目は医薬品を管理することです。 病院や調剤薬局やドラッグストアなどで医薬品の「在庫管理」「品質管理」「購入」をします。

次に薬剤師の活躍の場についてご紹介いたします。

病院では、チーム医療という考え方がありますから、その中で医師や看護師など医療スタッフと連携をしながら、薬剤のスペシャリストとして積極的に医療に参加していかなければなりません。 高度医療のニーズが高まるに連れて薬剤師の重要性や必要性はいっそう高まってきています。

薬剤師の仕事といえば病院や薬局で仕事をするイメージがありますが、それ以外にも活躍の場が拡大しています。 たとえば製薬会社があります。 ここでは新薬の研究開発や試験からはじまり営業や販売までいろいろなフィールドで薬剤師が必要とされています。

化粧品会社・化学メーカー・健康食品メーカー・食品メーカーなどでも薬剤師が有効成分を取り扱うケースも増えています。 こういった企業でも薬剤師の経験やノウハウがとても重要視されています。

そして公務員として、市販される食材や食品の管理やレストランなど飲食店の衛生状態を管理する<食品衛生管理>の仕事や大気汚染や水質汚染を監視する<環境衛生管理>をする薬剤師もいます。 以上、薬剤師の役割と活躍の場についてご紹介いたしました。 病院や薬局に留まらず薬剤師が活躍できる場合は次第に拡大していることがご理解いただけるでしょう。

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